シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP2月のインフレは4.9%、8ヵ月ぶりの高水準

経済

2013年3月26日

2月のインフレは4.9%、8ヵ月ぶりの高水準

統計局が発表した2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は4.9%(前月は3.6%)と昨年6月以来の高水準になった。1月に新車購入権(COE)価格が高騰し、自家用車所有にかかわる経費が17.4%上昇したのが主因だ。
シンガポール金融管理庁(MAS)と通産省はCPI統計に対する共同コメントで、労働需給のひっ迫で今年は賃上げが予想され、その一部が値上げとなって消費者に転嫁されるとの見通しを示した。
CIMBなどのエコノミストは、物価上昇は2月がピークと予想しており、大華銀行(UOB)のエコノミストは「過去数四半期の経済成長は鈍化しており、この先、値上げ圧力はさらに弱まる」との見解を示した。
統計局によると、食品指数は2.3%上昇した。春節が2月にあったことが値上がり要因。運輸指数は13.9%、住居指数は4.2%、ヘルスケアは3.3%、それぞれ上昇した。通信指数は1.2%下落した。
自家用車所有にかかわる経費と、住宅賃借費を除いたコアインフレは1.9%(前月は1.2%)だった。
MAS、通産省は通年のCPI上昇率予想(3.5~4.5%)を維持しており、エコノミストによれば、MASは4月中旬に開く金融政策会合で、緩やかで小幅のシンガポールドル高を容認する為替政策の維持を決定する見通しだ。

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