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金融

2013年3月26日

株式市場に楽観ムード、新株発行による資金調達が増加

豊富な資金流動性や、世界経済に対する信頼の高まりを背景に証券市場には楽観ムードが漂っており、上場企業による新株発行を伴う資金調達が増加している。新規上場した銘柄の値上がりも顕著だ。
3月に上場企業が発行した新株は計5億9,900万Sドル(約455億円)相当に上った。OCBC銀行によると、低金利環境のため投資家はより高いリターンを求めており、証券需要が高まっている。投資に動いているのは主に、プライベートバンクと機関投資家。
今年、新株発行を通じ資金調達に乗り出す可能性が高いのは、不動産投資信託(REIT)と、自己資本のうち中核資本の比率を高める必要がある銀行だ。
一方、株価も上昇傾向にある。SIASリサーチによると、昨年と今年IPOを実施した企業の株価は平均して、上場後20~25%上昇した。これに対し、過去1年間のストレーツ・タイムズ指数上昇率は9.8%。
OCBCによると、人気があるのは大企業で、IHHヘルスヘアは昨年7月の上場以来、株価が26%余り上昇した。
HSBCによると、アジア全体でも株価は上昇しており、PER(株価収益率)は11.6倍と高め。企業の基礎的条件が株価に追い付いていないケースが見られるという。

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