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社会

2013年3月25日

心臓病センター、新施設が完成

シンガポール国立心臓病センター(NHCS、12階建て)の建物が完成し、しゅん工式が行われた。現施設からの業務移転は来年3月の予定。
心臓病患者の増加に対応した。公営の心臓病専門診療所で診察を受けた患者は、1994年の延べ7万4,000人に対し、昨年は27万人余りと4倍近く増加した。
式典でガン・キムヨン保健相は「心臓病患者の増加に対処するため、心臓病、心胸郭の専門医を増やす」と語った。
NHCSを診療で訪れる患者は年間延べ10万人で、10年後には16万人への増加が見込まれている。
新NHCSでは外来患者を診る専門医を現在の18人から38人に増やす。現在、緊急を要しない患者は数ヵ月先でないと予約がとれない。
日帰り手術を受ける患者用の病床は16床。簡単な手術の場合、手術前日に入院する方式から、日帰り手術に変更する。「入院という不安増幅の1日を浪費する必要がなくなる」(シン心臓手術部長)という。入院費(345Sドル、約2万6,000円)も節約できる。開心手術にも日帰り方式を導入する。
診療手続きでは、受付で1回並ぶだけで、あとは必要な診療が順に受けられ、支払いも最後にまとめる行うシステムにする。これにより医師は現在より10~20%多い患者を診ることができるという。

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