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金融

2013年3月5日

スペインの石油最大手、テマセクが大株主に

国営投資会社のテマセク・ホールディングスは3月4日、スペイン最大の石油会社レプソルの大株主になったと発表した。レプソル発行済み株式の5%を10億3,600万ユーロ(約1,277億6,000万円)で取得。持ち株比率を6.3%に引き上げた。
1株当たり16.01ユーロ(約1,946円)での取得で、3月 1日の終値から1.7%割り引いた価格だ。レプソルは探査から、採取、精製、マーケティングまで総合的に手掛けており、米国、ブラジルを含む20数ヵ国で天然ガス鉱区の権益を保有している。
テマセクはエネルギー、資源分野への投資を強化しており、米国のシェールガス業者FTSインターナショナルに20億Sドル(約1,500億円)、肥料メーカーのモザイクに13億Sドル(約975億円)を出資。また昨年5月には米シェニエール・エナジーに3億Sドル(約225億円)を出資し、中国の昆侖能源(クンルン・エナジー)とカナダの鉱業大手アイバンホー・マインズにも出資した。
テマセクのテー代表(投資担当)は、この先もエネルギー分野の投資を模索する意向を明らかにした。
レプソルによると、今回の投資はシンガポール企業によるものでは同国最大。出資報道を受けレプソル株価は上昇しており、債券の格付けが引き下げられる可能性は減じる見通しだ。

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