シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP公共輸送機関の月決め定期券、導入を検討

社会

2013年3月5日

公共輸送機関の月決め定期券、導入を検討

鉄道、バス料金決定方法の精査を委託された料金メカニズム精査委員会のマグナス委員長は、成人向け月決め定期券の導入を検討していることを明らかにした。平均的所得の個人、世帯の負担軽減が狙いだ。
委員会は、身長が90センチ以上の未就学児の無料化も検討する。90センチ以下であればバス、鉄道は無料。
さらにポリテクニック(技術専門学校)の学生、障害者に対する料金優遇も強化の方向で検討するという。
委員会が精査を委託されたのは昨年6月。ルイ・タックユー運輸相が最近、優遇料金の見直しを要請していた。
世帯収入が月4,000Sドル(約30万円)前後が平均的所得と考えられる。マグナス氏によると、こうした世帯の輸送機関利用負担は収入の3~4%程度のため、政府援助を必要としないと数字上は考えられるが、月120Sドル(約9,000円)かそれ以上を通勤に支出する市民も多いという。シンガポール企業では通勤経費は原則、自己負担。
通勤を含め毎月の公共輸送機関利用経費が150Sドル(約1万1,000円)を超える、ウッドランズからブキ・メラの職場まで通っている女性は「空席がない、混雑で不快といったサービス状況では、現在の料金は高い」と割引定期券導入に期待を表明した。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP公共輸送機関の月決め定期券、導入を検討