シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP医療費の政府負担を引き上げ、総合病院を増設

政治

2013年3月13日

医療費の政府負担を引き上げ、総合病院を増設

ガン・キムヨン保健相は12日の省予算審議で、医療費負担の在り方の見直し作業を行っていると明らかにした。当面の対策も発表した。長期的に医療費の政府負担を現在の30%から40%へ引き上げる。人口増と社会の急速な高齢化を考慮し、2030年までに総合病院を6ヵ所、各科診療所を14ヵ所増やす。
政府補助の増額で住民の現金負担が減れば、強制加入の健康保険メディセーブの残高を安心できる水準に維持できるという。
医療費が上昇しているため、特に低・中所得層の国民への影響を緩和するのが見直しの目的。政府補助は主に入院を要する病気に充てられているが、ガン氏は、社会の高齢化に伴い、外来診療、長期にわたるケア、さらには予防的措置に要する費用も補助する必要性を指摘した。
メディセーブについて保健省は柔軟な運用を計画しており、口座残高が利用できる外来診療、検査、ワクチンの種類の拡大を研究中だ。またメディセーブを口座所有者が利用するごとに課していた事務手数料(1回につき3Sドル、約230円)を廃止する。
貧困層支援を目的に設けたメディファンドの基金額を10億Sドル(約77億円)積み増しし、年間の補助額上限を1億2,000万Sドル(約92億円)に20%増やす。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP医療費の政府負担を引き上げ、総合病院を増設