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経済

2015年12月7日

東南アジアの航空会社、過半は赤字

〈シンガポール〉

東南アジアを拠点とする航空会社20社のうち、1~9月期の営業収支が黒字だったのは9社で、11社は赤字だった。競争激化、料金割引が経営に響いた。

 

航空業界の調査が専門のシンクタンク、センター・フォー・アビエーション(CAPA)のまとめによると、黒字トップはマレーシアの格安航空会社エアアジアで営業利益は約3億Sドル(約263億円)。2位がシンガポール航空(SIA)の2億8,400万Sドルだった(約249億円)。以下は、セブ・パシフィック航空、フィリピン航空、バンコク航空。

 

SIAグループでは、シルクエアーは黒字だったが、タイガーエアは1,100万Sドル(約9億6,000万円)、SIAカーゴは2,200万Sドル(約19億円)の赤字だった。

 

ジェットスター・アジアは四半期報告を発表していないためリストに含まれていないが、1~6月決算は黒字だった。

 

航空各社の業績は昨年より改善している。昨年は輸送能力が需要を大幅に上回っていたが、今年は各社とも輸送能力を削減しており、燃料油の値下がりという追い風もあった。来年の業績はさらに改善するとCAPAは予想している。

 

業界の動きでは、SIAはタイガーエアの完全買収を計画している。長距離路線の格安航空、スクートとの連携を強化するのが狙いだ。タイガーエアはインド・ラクナウへの乗り入れを開始した。

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