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社会

2013年1月23日

深刻な病気の子どもの医療費、補助枠を拡大

ガン・キムヨン保健相は1月22日、重大な病気を持つ18歳以下の子どもの医療費を補助するメディファンドの年間支出枠を、3月から年800万Sドル(約5億7,600万円)に増額し、メディファンド・ジュニアとして発足させると発表した。従来は600万Sドル(約4億3,000万円)。入院費、外来診療費、自宅での看護費を補助する。
心室中隔欠損症、ダウン症候群など先天性欠損症の子どもを持つ親の負担が大幅に軽減される見通しだ。政府は5年間、800万Sドルの枠で補助を実施した後、額が十分かの見直しを行う。
政府は先に、先天性欠損を持つ子どもを、任意医療保険のメディシールドの対象に含めると発表していた。早産の増加に対処したもので、出産に占める早産の割合は20年前位の10%に対し、現在は13.5%。
ガン氏によると、高齢出産と、人工授精など自然な手段によらない受胎の増加が早産増加の背景にある。
ガン氏は「メディファンド・ジュニアは、先天性欠損と診断された子どもを持つ親の負担軽減になる」と語った。メディファンドの基金額は30億Sドル(約210億円)で、利子が医療費補助に充当される。
てんかんの子ども(11歳)を持つサーディア・スキアットさんはメディファンドに補助を申請し、医療費の80%について補助を受けている。

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