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経済

2014年1月22日

住宅の入手しやすさ、価格は年収の5.1倍

調査会社の米デモグラフィアは、英語圏を中心に世界360都市における住宅の入手しやすさの調査結果を公表した。住宅価格(中央値)が国民の年間世帯収入(中央値)の何倍になるかを測ったもので、3倍以下は「入手が容易」、3.1~4倍は「やや入手が困難」、4.1~5倍は「入手がかなり困難」、5.1倍以上が「入手が極めて困難」。
シンガポールは5.1倍。最も高いのは香港で14.9倍。ほかに倍率が高いのはカナダのバンクーバーで10.3倍。ホノルルは9.4倍だった。国別では豪州とニュージーランドが5.5倍と高い。ニュージーランドは住宅の敷地面積が広いという事情もある。
倍率が低いのはアイルランド(2.8倍)、米国(3.4倍)、カナダ(3.9倍)、日本(4倍)。
国民の住宅所有率が最も高いのはシンガポールの88%。デモグラフィアは、外国人に対する所有規制が、バンクーバーやロンドン、サンフランシスコなどで見られた住宅価格の高騰を防いだと分析している。
報告書は、手ごろな価格の住宅の安定的供給をシンガポールが図っていることを取り上げ「住宅価格への影響を無視し、土地放出を厳しく制限しているロンドン式抑制モデルと好対照をなす」との評価を与えた。

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