シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPテストの点数を成績評価に反映せず、NUSが法学部、工学部で採用へ

社会

2014年1月23日

テストの点数を成績評価に反映せず、NUSが法学部、工学部で採用へ

シンガポール国立大学(NUS)はテストの結果に過剰に学生がとらわれることのないよう、期末評価に反映させない制度を全学部の1年生に導入する方針だ。医学部のヨン・ルーリン医学校ではすでに採用しており、今年は法学、工学部に導入する。
試験の成績評点はA(優)からF(不可)まであるが、1年生に対しNUSは試験の合否のみ学生に知らせ、期末に行う成績評価に反映させない。
タン・チョーチュアン学長は「試験重視を軽減することが重要だと考えている」と語った。NUSの新入生は6,900人で国内最多。
1年生は通常、10単位を取得するが、成績重視を改めることで大学生活に早くなれることにもなるという。米国マサチューセッツ工科大学(MIT)など海外の複数の有力大学は成績に等級をつけない制度を既に導入している。
南洋理工大学(NTU)、シンガポール経営大学(SMU)は成績に等級をつけているが、一部の科目については合否のみで評価している。
タン学長は、学生が試験で良い成績が取れそうな科目以外の、探求心をくすぐるような授業をとるようになることを期待していると語った。
ヨン・ルーリン医学校では等級付けを止めて以来、学生の間に協力し合う雰囲気が生まれたという。

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