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社会

2014年2月24日

自宅出産が増加傾向に、出産を手助けする組織も

自宅出産をする夫婦が増加傾向にある。病院は、自宅出産にはリスクが伴うとしているが、自宅出産は、自宅という落ち着ける雰囲気が魅力のようだ。

コミュニティー病院医師のテオ・レンシャン氏夫妻は自宅出産を選択し、男児を授かった。「出産という自然なものを不自然にする必要はない。病院には自宅ほどの居心地の良さ、心安さはない」というのが持論だ。

自宅出産は、毎年生まれる4万人の子どものうち60~80人だったが、昨年は104人に増加した。ドゥーラ(妊娠・出産・子育てをする女性を地域社会で支える存在)が自宅出産を手助けしており、テオ夫妻もドゥーラ会社の「フォー・トライメスターズ」に所属するファンさんら2人の介助を受けた。

ファンさんによれば、助産支援サービスを開始した当初は年3~5件程度の自宅出産に立ち会ったが、最近は1~2ヵ月に1回の頻度に増えている。

産科医・婦人科医の訓練に当たっている団体は「自宅出産は安全でないため避けるべき」との意見だ。公営病院は自宅出産に対し医師派遣のサービスを提供していない。

テオさんはかかりつけの産科医と相談しつつ、妻の自宅出産の準備を進めた。これまでフォー・トライメスターズが介助した出産は800件余りで、分娩に際し問題が生じたため病院に移送した例は3~5件しかないという。

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