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社会

2014年2月12日

ケッペル造船を人材省が調査、下請けの賃金支払い遅延で

ケッペル・シップヤードが人材開発省の調査を受けている。下請け業者のアカシュ・エンジニアリング・アンド・テクノロジーで賃金支払いの遅延があったためで、元請けとしての責任を果たしていなかった疑いがかけられている。

アカシュではバングラデシュ人労働者100人とインド人労働者20人が、支払い遅延を理由にストライキを計画したが、移民労働者センターの説得で中止した。最大3か月半の賃金が未払いだったという。

元請け業者としてケッペルは賃金保証を行ったが、人材開発省によると、アカシュはケッペル専属の下請け業者のため、ケッペルは自社社員同様の待遇をアカシュの従業員に与えることを期待されている。

具体的には、賃金の適時支給、妥当な宿泊施設の提供など、下請け業者の法令順守を保証する義務があり、今回、これを怠った疑いがある。

ケッペル広報部は「アカシュから経営難に陥っていると連絡を受けた時点で支援を実施し、支払いも早めに行ったが、アカシュは資金難の全容を知らせてくれなかった」と釈明した。

ケッペルは複数の造船子会社が2009年、安全基準違反で人材開発省から警告を受けたことがある。

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