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政治

2014年6月11日

首相に対する名誉棄損容疑のブロガー、タン・トク・セン病院が解雇

リー・シェンロン首相の名誉を棄損したとして首相側から訴えられているブロガーのロイ・ガーング容疑者(33)が、勤務先のタン・トク・セン病院(TTSH)から解雇を言い渡された。ガーング容疑者はフェイスブックへの投稿で「病院の決定を尊重する」としたが、後の段階で「解雇は政治的動機に基づくもの」と主張を変えた。
ガーング容疑者は「Heart Truths」というサイトを運営しており、5月15日、リー首相は中央積立基金(CPF)の資金を着服しているとの記事を投稿した。
これに対し首相側から、記事の削除と謝罪、損害賠償を請求されたため、記事を削除し謝罪した。
しかし首相弁護士は、ガーング容疑者は動画、ほかのブログ投稿、また電子メールで名誉棄損を再び行ったとし、訴訟に踏み切った。
TTSHによると、ガーング容疑者は勤務時間中に、職務と無関係のソーシャルメディアにアクセスし、会社の時間と資源を使い個人の利益を追求した。上司が警告したが、ガーング容疑者は従わなかったという。名誉棄損騒動も病院は考慮した。
ガーング容疑者は解雇について、フェイスブックへの最初の投稿では「裁判のストレスで仕事に集中するのが困難だった」と解雇は妥当との認識を表明したが、後の投稿で「解雇は政治的動機があると思う」とした。

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