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経済

2014年6月30日

JTCが工業団地に新機軸、中小企業の変容奨励

工業団地開発・運営のJTCは中小企業の生産性改善、技術革新を後押しするため、工業団地・施設に新機軸を導入する。
多国籍企業は非中核部門を外部に委託するビジネスモデルを採用することが多いのに対し、中小企業は業務全般を自社で行うケースが多い。
食品製造の中小企業を例にとれば、配送用トラック、倉庫を自社所有するのが一般的で、本業の製造以外に、自社で保管し、配達も行うため、外部の業者に委託するというスケールメリットを享受できない。
JTCはテナントの中小企業に、業務のあり方を考え直し、外部委託を考慮するよう奨励する意向で、団地もその方向に沿ったものにする。
整備中のフード・ハブには低温庫を整備し、物流業者に運営を委託する。団地テナントがこの業者から物流サービス全般を受けられるようにする。
JTCは一部で既に新機軸を採用しており、タンジョン・クリンのサーフェス・エンジニアリング・ハブでは表面工学の企業を集積し、相乗効果、提携機会の創出を図っている。廃水処理施設は共用方式だ。
JTCはこうした団地を16ヵ所で展開する計画で、将来的に、造船所を複数の業者が使用する方式も計画している。

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