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金融

2014年6月26日

金先物を9月に上場、現物を受け渡し

シンガポール取引所(SGX)は9月に金(きん)先物を上場する。シンガポールを金取引の主要域内拠点として振興するのが狙い。リム・フンキャン通産相が6月25日、ロンドン地金市場協会(LBMA)のフォーラムで発表した。
地金業界に関係した法人向け市場で、純度99.99%の金塊25キロ(1キロの地金25本)で受け渡しを行う。金25キロは時価で100万米ドル(約1億円)ほどする。
同先物の上場でシンガポールは金の価格形成に参加することになる。リム通産相は、シンガポールが需要・供給地に近いことを利点として挙げた。6月26日には金精錬・成型業者のメタラー・テクノロジーズがブーン・レイ工場で業務を開始する。
シンガポール地金市場協会(SBMA)の会員銀行(JPモルガン、スタンダード・チャータード銀行、スタンダード・マーチャント、バンク・オブ・ノバ・スコシア)が市場形成に当たる。
シンガポールは金の取引を増やすため、2012年10月、金、銀、プラチナなど貴金属への投資に対する消費税(GST)を免除した。この結果、金取引は同年の180億Sドル(約1兆8,336億円)に対し、2013年は94%増の350億Sドル(約3兆5,654億円)に跳ね上がった。アジアで金需要が特に増加しているのは中国。

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