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金融

2014年8月4日

株式の反対売買を規制へ、優良銘柄の取引単位を100株に

シンガポール金融管理庁(MAS)とシンガポール取引所(SGX)は8月1日、証券取引に関する改定規則を発表した。投機的取引を規制するかたわら、優良銘柄を買いやすくする。
世界でシンガポールとマレーシアだけで採用されている反対売買(券面を伴わない空売り取引で、3日以内に買い戻して手仕舞い)について、担保(現金、株式または銀行保証)の差し出しを義務付ける。担保は未決済建玉の5%。実施は2016年中頃。
一般に株価が高い優良銘柄を個人投資家も購入できるよう、株式売買単位を1,000株から100株にする。来年1月に施行する。
2015年3月からは、1部上場企業の最低株価を20セント(約16円)とする。投機、相場操縦の予防が狙い。現在、株価が20セント以下の銘柄は200余りで、株式統合などが必要になる見通しだ。
企業発行済み株式の0.05%以上か100万Sドル(約8,200万円)相当以上を空売りしている投資家は、当局への報告を義務付けられる。空売り状況は投資家を明示せず毎週、公表される。2016年中頃に施行する。
SGXが取引所と監督者の2つの役割を持っている問題に対処するため、2015年初頭をめどに、独立した懲戒委員会、顧問委員会を設ける。懲戒委員会は上場規則違反に対し罰金を科す権限を持つ。

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