シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP2月の工業生産高は4%の減少、外需は依然低迷

経済

2015年3月30日

2月の工業生産高は4%の減少、外需は依然低迷

経済開発庁(EDB)が発表した2月の工業生産高(製造業の生産高)は前年同月比3.6%の減少だった。外需低迷と、春節で工場操業日数が少なかったことが減少の理由だ。変動の激しいバイオ医学部門を除いた生産高は3.9%の減少になる。

ほとんどの産業部門で生産が前年同月より減少した。唯一増加したのは雑貨部門で、春節の祝祭用飲食品の生産が増加した。化学部門の生産は横ばいだった。

工業生産で最大の比重を占める電子部門の生産は4.5%減少した。電子の1~2月の累積生産高は、前年同期比2%の減少になった。

バイオ医学部門の2月の生産高は前年同月比2.5%の減少で、医療機器、消耗品生産が増加したが、薬品生産は減少した。

輸送エンジニアリング部門は7%減だった。船舶修理・改造需要、航空機エンジン修理需要が減少した。精密工学部門は6%の減少だった。

1~2月の工業生産高は前年同期比1.1%の減少で、大華銀行(UOB)のエコノミストは、日本、ユーロ圏の経済低迷が今後もシンガポール製造業に影響すると予想している。

EDBが実施した業況見通し調査では、先行きを楽観する企業の割合が増加していることから、4月以降の改善を予想するエコノミストもいる。

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