シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP9月の証取時価総額は9,490億ドル、ここ5ヵ月で最少

金融

2014年10月1日

9月の証取時価総額は9,490億ドル、ここ5ヵ月で最少

シンガポール取引所(SGX)の9月の時価総額は9,489億Sドル(約81兆円)余りで、前月比2.4%の減少だった。ここ5ヵ月では最も少ない。地政学上のリスクが投資意欲をそいでいるようだ。企業数は2部を含め762社。
アナリストによれば、利上げ懸念とウクライナ情勢などをめぐる地政学上のリスクが要因となって投資家は証券市場から遠ざかっていると考えられる。
証券外務員のゴー氏は「市場に活気がない。株価の大幅下落はないが、真綿で首を絞められているような状況だ。多くの上場銘柄の株価が安くもなく高くもなく、売買意欲に冷や水が浴びせられている」とコメントした。しかし米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ計画が明瞭になれば、市況は回復の可能性があるという。
フィリップ・フューチャーズの投資アナリスト、リー氏は「指数上昇の材料がない。しかし米欧日の金融緩和で流動性はあり、これが株価指数を支えている」と指摘。欧州中央銀行が近く発表する金融緩和に巨額の景気刺激策が盛り込まれれば、株価には好ましい影響が予想されるという。
時価1位は英プルーデンシャルで6,970万米ドル(約59億円)。長らく1位の座を維持していたシンガポール・テレコム(シングテル)は2位で6,050万Sドル(約52億円)。

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