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経済

2014年11月10日

来年の多国籍企業の賃上げ幅は4.5%、ECA調査

人材業者のECAインターナショナルは66ヵ国の多国籍企業で予想される賃上げ状況を公表した。シンガポールで予想される賃上げ幅は4.5%で、域内で3番目の低さ。最も低いのは日本で2.3%。
ECAは340の多国籍企業から賃上げ予定を聞き統計をまとめた。シンガポールの社員については140社が回答した。
インフレを考慮した、シンガポールの実質賃金上昇率は2%の予想で、昨年の3.1%を下回る。人材あっせんのタワーズ・ワトソンが行った別の調査では、シンガポール人労働者で、正当な労働の対価を得ていると感じている者の割合は39%だった。域内では平均51%、世界では49%の労働者が給与を妥当と感じている。
ECAの調査によると、域内の来年の賃金上昇率は平均7.2%で、インフレを考慮した実質では2.7%が予想される。
名目ベースで最大の賃金上昇が予想されるのはパキスタンで12%。実質ではベトナムが最も高い。マカオでは実質賃金はマイナスの予想だ。中国の名目賃金上昇率は8%、実質では5.5%の予想。
域内では、先進国と途上国の賃金水準の差が年々縮小しており、シンガポールと中国の賃金差も同様に狭まっている。

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