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経済

2012年3月28日

高級コンドミニアム、売れ残りは賃貸

高級コンドミニアム(分譲マンション)を中心に、最近の開発物件で売れ残りが目立っている。世界経済の見通しが不透明さを増し、富裕層が購入に慎重になっているためで、売れ残りを賃貸に出す動きが開発業者の間で見られる。

売れ残りが10戸以上ある開発プロジェクトは25件ほどあり、オーチャード、リバー・バレー、ブキティマ、タングリンなど一等地の住宅が多い。

不動産仲介のサビルズ・シンガポールのまとめによると、売れ残りが多いのはリフレクションズ・アット・ケッペルベイ(売れ残りは290戸)、ケーンヒルのヒルトップス(同208戸)、スコッツ・スクエア(74戸)、マッカラム・ストリートのクリフト(63戸)など。いずれも2011年に完成した。

賃貸に乗り出した業者の1社がシティー・デベロップメンツ(CDL)で、昨年完成したセントーサ島の「レジデンシズ」(全228戸)の積極的販促活動を中止した。売れ残りは207戸あり、154戸を法人向けに賃貸する。

サビルズは「値下げという墓穴を掘る行為を回避し、市況回復を待ち賃貸で収入を得るのは次善の策」とした。

富裕層は未入居住宅を好む傾向が強いため、売れ残りがあっても賃貸に出したがらない開発業者もいる。

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