シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP2月のインフレ、4.6%に鈍化

経済

2012年3月26日

2月のインフレ、4.6%に鈍化

2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同期比4.6%で、前月の上昇率(4.8%)より低下したが、依然、高水準にある。CPIは昨年6月から12月まで5%台の上昇を続けていた。

シンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)と通産省の共同発表によると、価格上昇圧力は執拗で、この先数ヵ月はインフレの高止まりが予想されるという。民間エコノミストは、労働市場のひっ迫と個人運輸費の上昇を考えれば、MASは通年のインフレ予想(2.5~3.5%)を上方修正せざるを得なく
なると予想している。

CPIから住宅賃貸料を除外したインフレは3.3%(前月は3.5%)だった。住宅賃貸料は公営住宅など持ち家を賃借したと想定して計算に入れており、実際の支出を伴わない。

CPIから、住宅賃料と、新車購入権(COE)など特定の個人にかかる運輸費を除外したコアインフレは3%(同3.5%)だった。

CPI上昇率がやや鈍ったのは食品指数の上昇が2.6%にとどまったのが要因。中国正月が終わり、未調理食品が値下がりした。

ほかの、項目別指数上昇率は、住宅が9.5%、運輸が4.4%、医療が3.6%、教育・文具が2.9%、レクリエーション・その他が2.6%だった。

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