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社会

2012年3月21日

F1シンガポールGP契約最終年、継続開催を交渉中

2008年にシンガポールでフォーミュラ・ワン世界選手権(F1GP)が行われてから、今年2012年は5年契約の最終年となる。現在、新規5年契約に向け、F1商業権を持つバーニー・エクレストン氏と交渉が進められている模様だが、開催権料が懸念となっているようだ。

シンガポールは毎年開催料を4,000万米ドル(約33億円)支払っている。この金額は、マレーシアGP開催権料のおよそ2倍だ。

巨額の開催権料に戸惑っているのはシンガポールだけではない。2011年、韓国GPの開催には5,500万米ドル(約46億円)が支払われた。3月19日、韓国GPの主催者はF1側との交渉で、2012年の開催権料を2,050万米ドル(約17億円)減額することで落ち着いたという。

ある銀行員は、「シンガポール政府としては、F1開催を継続したいだろう。しかし、同時に、最高額の開催権料を再び払うことにはためらいがあると思う。減額交渉はしばらく続くのでないか」と語る。

ブルームバーグの報道によると、F1GPの大株主であるCVCキャピタルパートナーズは、F1GPの1部を新規株式公開(IPO)するために、ゴールドマンサックスに依頼したという。F1GPは100億米ドル (約8,400億円)以上の価値があるとされ、新規株式公開されれば、有名な銘柄の上場に関しては域内の証券取引所に遅れをとっているシンガポールの証券取引所のイメージアップにつながると期待される。

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