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経済

2013年1月7日

自動車の長期保有が増加、COE価格高騰で

新車購入権(COE)価格の高騰で乗用車の買い替えが減少しており、平均車齢が増加している。
乗用車全体に占める、車齢4年以下の車の割合は2007年が80%、現在が28%。COEを見ると、2007年の小型車(排気量1.6リットル以下)のCOEは1万4,000Sドル(約100万円、現在は8万2,000Sドル、約590万円)、1.6リットル超のCOEは1万8,000Sドル(約130万円、同9万5,000Sドル、約683万円)。COE発行枠は同期間、10万枚から2万7,000枚へ縮小した。
車齢4~8年の乗用車の割合は2007年が13%で、現在は65%。車齢6年の日産車を保有する不動産仲介業の男性(61)は「新車は手の届く範囲にない。今の車を保有するしかない」と語った。
車齢9年のトヨタ・カムリを所有していた男性は新車をあきらめ、車齢7年のレクサスに乗り換えた。
車齢の増加で潤っているのが自動車修理業界だ。車齢3~10年の乗用車は2年に1回の検査が必要で、10年超だと年1回になる。シンガポール自動車協会は故障の増加に対応するため回収サービスを強化している。
シンガポール自動車修理工場協会のリム会長によると、業界の業績は向上している。リム氏が経営するハーモニー・モーターでも修理、保守、部品交換需要が増加した。

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