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国際

2010年12月28日

現地市場を重視、アジア進出の日系企業

アジア18ヵ国・地域に進出している日系企業は、進出先市場を重視する傾向を強めていることが、日本貿易振興機構(JETRO)が8、9月に実施した調査から分かった。現地市場の規模が大きいほど、この傾向が強い。
 
調査対象は7,319社。シンガポールに拠点を設けている日系企業の26.5%は現地市場の開拓を最重視している。輸出市場を重視しているとの回答は19%。現地市場と輸出市場を同程度に重視している、との回答は34.4%。
 
現地市場重視の傾向が最も強いのはインド進出企業で、70%超が現地市場を最重視している。中国ではこの割合は58%だった。現地市場重視の姿勢が最も弱いのはフィリピンで、24.8%にとどまった。購買力の弱さが理由。
 
業務拡大計画では、シンガポール進出企業の3分の1が投資増を計画している。全体の平均は41.8%。
 
全体で、この先1~3年で最も重視する輸出先市場は日本で、以下は中国、インド。日本を最も重視している日系企業の割合が高いのは、中国、ベトナム、インド、インドネシア、フィピン。
 
今後の取り組み課題は人件費上昇に伴うコスト対策。シンガポールではぎりぎりまでコストを削減しているため、これ以上削減の余地はほとんどない。

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