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経済

2010年12月27日

賭博の借金返済拒否、サンズが提訴

カジノを運営するマリーナ・ベイ・サンズ(MBS)は、賭博の借金25万Sドル(約1,592万5,000円)を返済しなかったシンガポール人の(レスター)オン・ブンリン容疑者(31)を相手取り提訴した。カジノをめぐる訴訟は初めてで、カジノ管理法の条項をどう高裁が判断するか注目される。
 
カジノが信用を供与できる相手は外国人と上客のみ。シンガポール人の場合、賭けに先立ち、カジノに10万Sドル(約637万円)以上預託した者が上客とされる。
 
MBSの訴えによると、オン容疑者は上客として遊ぶため10万Sドルを預けており、カジノ側と信用供与の合意の下、25万Sドルの信用を受けた。
 
オン容疑者は、チップを購入するため10万Sドルの預託金を下ろしている以上、カジノから信用供与を受けた時はもはや上客ではなく、カジノからの借金は無効と主張している。
 
オン容疑者の弁護士は「上客でない客に信用を供与した以上、カジノは金貸しとみなされるが、カジノ運営業者は金貸し免許を持っていない以上、この借金は返済を強制されない」と主張した。
 
MBSによれば、オン容疑者からの小切手が不渡りになり、またMBSへの返済を拒否したため提訴した。信用供与に関しMBSに違反があったと認定されると、カジノ免許一時停止の可能性もある。

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