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社会

2010年12月16日

「ナノボーイ」制作のアニメスタジオ、運も見方

バクテリアやウイルスと戦うミクロの世界のスーパーヒーロー「ナノボーイ」のアニメを制作したスクロール・スタジオが躍進している。中国の蘇州工業団地に制作スタジオを持つまでになっており、最大5本のアニメを海外の製作会社と共同で制作する。

創業者の一人、ウォン・チコン氏(35)によると、ジェームズ・タン、セン・チューンメンの両氏と共同で創業したが、元は兵役時代のルームメート。退役後は接触が途絶えたが、偶然に出会うことが幾度もあった。タン、センの2人はイラストの仕事をしていたが、アニメの仕事が舞い込むようになり、ウォン氏がポストプロダクションの経験があったため3人で仕事を進めることで合意。2万ドル(約128万円)の仕事を受注した時、会社を作ることを決断した。

その翌年、デジタルメディアの振興を目的に設立されたメディア開発庁(MDA)が新興企業に対する資金支援計画を発表。ナノボーイのアイデアで応募したところ採用された。

ナノボーイはアイルランド、英国、米国でも放送され、スクロールのヒット商品となった。

次の飛躍が3Dへの参入で、日本のアニメチャンネル、アニマックスの募集に応じたのがきっかけ。また新興企業を表彰し、支援する初の「エマージング・エンタープライズ」にも選ばれるなど、運も味方した。

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