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経済

2010年12月10日

原油価格が再び高騰、100ドル突破の可能性も

原油価格が1バレル90米ドル(約7,550円)と2年来の高値に達した。中国など新興国における需要増と米ドル安が主因。米ドル安は米連邦準備理事会(FRB)の紙幣増刷が原因。

原油は来年、100米ドル(約8,390円)を突破するとの見方をとるアナリストが多く、未公開株投資会社、オーキード・キャピタルのサント最高経営責任者(CEO)は、「石油需要は増加しており、原油投機も過熱の可能性がある。原油は来年、100米ドル以上になる」と語った。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのエコノミスト、チュア・ハクビン氏もほぼ同意見で「引き続き原油需要が供給増を上回る見通しで、価格は来年100ドルに達する」と述べた。

原油価格の上昇は経済が回復している表れといえなくもない。OCBC銀行のエコノミスト、セレナ・リン氏は「政策決定者は景気の2番底を回避するあらゆる措置を講じると考えられる以上、誰も2番底は予想していない」とコメントした。

しかし原油高騰は生活に重くのしかかる。シンガポール航空、シルクエアーなど航空各社は燃油付加運賃(サーチャージ)を引き上げた。

ガソリンもこの1週間で2回値上げされた。現在は98オクタンのガソリンで1リットル2Sドル(約128円)強する。

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