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経済

2010年12月7日

COE発行数、さらに削減の見通し

新車購入権(COE)発行枠が来年2月期から、さらに縮小される見通しだ。この結果、COE落札価格は一段の上昇が予想され、自家用車は一般市民の手の届かない水準に達する可能性もある。販売台数が減るため、販売業者にとっても死活問題だ。

COE発行枠は、登録抹消台数と、車両台数の許容増加率を基に決められている。増加率は年3%だったが、昨年、1.5%へ引き下げられており、政府は0%とすることも検討している。

来年予想される発行枠は、COE制度が導入された1990年以来、最小の4万枚。最近のCOE価格の高騰で買い替えを控えるドライバーが増えているためだ。トヨタ車ディーラー、ボルネオ・モーターズの幹部は「業界には大打撃」と語った。

昨年のCOE発行枠は7万7,000枚。今年は4万8,000枚で、COE価格は3万9,000~4万9,000Sドル(約247万~310万円)まで上昇した。

COEを含めた価格は、トヨタカローラ・アルティス(1.6リットル)で8万9,488Sドル(約567万円)、アウディA4(1.8リットル)で約17万Sドル(約1,076万円)。

COE発行枠が4万~4万5,000枚だった時のCOE価格は6万~7万Sドル(約380万~443万円)で、来年下期にはこの水準まで値上がりする可能性があると関係者は見ている。

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