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社会

2010年11月12日

大気汚染指数を見直し、微粒子を考慮

国家環境庁(NEA)は大気汚染指数(PSI)の見直し作業を進めており、来年末までに新たな指数を導入する意向だ。
 
PSIは米環境保護庁(EPA)が策定した指数で、シンガポールは19年前に採用した。目盛りは0から400まであり、健康に害がある100を超えた時点で大気汚染警報が発令される。
 
しかしPSIはPM2.5など、現在問題となっているヘイズ(煙害)に含まれる微小粒子を測定していない。PM2.5は大気中に浮遊する粒子のうち、直径が2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質。工場のばい煙や、ディーゼル車の排気ガスなどが発生源で、心臓発作など健康被害を引き起こす可能性がある。
 
米国は1999年に既に、PM2.5も測定対象に含めた指数に変更している。マレーシアも同様の指数を採用している。
 
気候の専門家は新指数への移行を時宜を得たものと評価。シンガポール国立大学(NUS)の気候学者、マサイアス・ロス氏は「微粒子が健康によくないことは以前から知られていた」とコメントした。

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