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金融

2010年11月2日

新たな経済指標のEAI、中央銀行が作成

シンガポール金融管理庁(MAS)は新たな経済指標として一致指数の経済活動指数(EAI)を作成し、先ごろ公表したマクロ経済レビュー10月号で初めて使用した。経済活動は上期に急速に活発になり、5月にピークに達したが、薬品生産の減少とともに6月に低下傾向に入ったことが示された。
統計局(DOS)の四半期国内総生産(GDP)統計でも下期の減速が示されており、第3四半期(7~9月)のGDPは前期比で20%縮小した。

MASは毎月、EAIをまとめる。EAIは複数の指数を総合したもので、貿易指数(空運、海運貨物)、鉱工業生産、金融統計(融資残高、証取出来高、外為市場売買高)、観光統計、小売業売り上げ、建設代金、国際電話量などを総合した。

これらの情報は入手頻度が高いため、GDP統計を補完するものになるという。MAS広報担当者は「EAIを通じ、現在時点の経済活動をより良く理解することができると期待している」と語った。

EAIによれば、貿易、金融関連指数は6月以降、低下が見られる。薬品を除いたEAIは昨年2月以降、上昇を続けた。今年4月に横ばいになり頭を打ったと考えられるが、8月の時点では下降局面に入っていないという。

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