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政治

2011年8月15日

民選大統領選挙、4人のタン氏に立候補資格

大統領選挙委員会(PEC)は8月11日、立候補資格の認定を申請していた6人のうち4人を認定したと発表した。4人とも氏がタンで、工業団地運営機関JTCの最高財務責任者(CFO)だったアンドリュー・クアン氏と、家庭教師のウーイ・ブンユー氏は資格を満たしていないと判断された。
候補者資格を満たしているとされたのは、NTUCインカム保険協同組合の最高経営責任者(CEO)だったタン・キンリャン氏、元議員で、チュアン・ハップ・ホールディングス会長のタン・チェンボク氏(医師)、シンガポール政府投資公社(GIC)副会長、シンガポール・プレス・ホーディングス会長、OCBC銀行CEOなどを務めたトニー・タン元副首相、元公務員のタン・ジーセイ氏。PECは、4人とも誠実で人格的に優れ、声望があるとした。
候補者要件の1つは「法定機関あるいは資本金1億Sドル(約63億円)以上の企業の会長かCEOを3年以上経験」。NTUCインカムは協同組合だが、PECは「資本金1億Sドル以上の企業に、規模、複雑さで匹敵する」との判断を示した。
タン・ジーセイ氏はゴー・チョクトン氏が副首相だった時の筆頭個人秘書。資産運用会社AIBガビット・アセットのマネジング・ディレクターだった経験を認められた。5月の国会議員選挙に立候補し、落選している。
大統領候補としての推薦指名は17日で、選挙運動期間は9日間。アナリストによると、与党・人民行動党(PAP)票はトニー・タン氏とタン・チェンボク氏に流れ、野党票はタン・ジーセイ氏とタン・キンリャン氏が分け合う図式が想定される。トニー・タン氏対残りの3人というシナリオも考えられる。
有力なのはトニー・タン氏とタン・チェンボク氏だが、国民団結党(NSP)のアラルドス氏は「4人が争うというのは国会議員選挙でもまずない。未知の領域をわれわれは経験している」とコメントした。

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