シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオーチャードと郊外店舗の賃料差、さらに縮小

経済

2010年9月23日

オーチャードと郊外店舗の賃料差、さらに縮小

一等商業地オーチャード・ロードの商業店舗の賃貸料に郊外店の賃貸料が近づきつつあるが、第3四半期はその差がさらに縮小した。不動産仲介のCBリチャード・エリス(CBRE)によると、オーチャードの小売店舗の賃料は前期と同じで1平方フィート(0.09平方メートル)当たり月31.1Sドル(約1,993円)。これに対し郊外のショッピングモールの賃料は前期よりやや高い同29Sドル(約1,858円)で、差は6.6%に縮まった。

両地域の賃料差は1996年が28.8%。新型肺炎SARS事件があった2003年に16.8%まで縮小したが、07年に21%へ拡大。その後は縮小を続け、昨年末が13.2%だった。

CBREは、差は縮小を続けると予想している。新たなショッピングモールの完成やカジノ総合リゾート内の商業施設との競争で、オーチャードは賃料調整を余儀なくされるためだ。対照的に郊外のショッピング施設は鉄道駅に近く、また周辺に住民が多いため集客力があるのが強みだ。

別にクッシュマン&ウェイクフィールドがまとめた世界のメーンストリートの小売店舗賃料上位ランキングによると、シンガポールは前年比1.6%の上昇で、17位から18位に順位を下げた。1位はニューヨーク五番街。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオーチャードと郊外店舗の賃料差、さらに縮小