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経済

2010年9月21日

R&Dに5年間で161億ドルの予算

リー・シェンロン首相は9月17日、研究・イノベーション・事業協議会(RIEC)会議開催後の会見で、研究開発(R&D)に5年間で161億Sドル(約1兆336億円)の予算を組むと発表した。前回計画(2006~10年)の予算135億5,000万Sドル(約8,700億円)を20%上回る額で、R&D重視の姿勢を改めて示した。

リー首相は「世界で最も研究重視の、革新的、起業に満ちた経済を目指し、高価値の職を創出し繁栄を作り出す。研究、革新は産業競争力の礎だ。知的財産が今後の経済発展で極めて重要になる」と語った。

現在のR&D支出は国内総生産(GDP)の3%。これを3.5%へ引き上げる計画で、民間にR&Dを促す。

リー首相は「われわれはマイクロソフトやグーグルのようなもの。GDP、企業でいえば利益を作り、一定割合をR&Dに再投資し、競争力を維持する。そうしてこそビジネスを維持できる」と述べた。

予算のうち10億Sドル(約642億円)を国家研究財団(NRF)に割り当てる。NRFは持続可能な都市開発、効率的都市輸送システム、コスト効率の高いクリーンエネルギーの解決法の研究を推進する。

RIECは、閣僚および米スタンフォード大のヘネシー学長ら学術者、ノバルティス幹部ら産業界の有力者で構成している。

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