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経済

2010年9月7日

シンガポール航空、10月から運賃値上げ

シンガポール航空(SIA)が10月1日から旅客運賃を値上げする。航空需要の増大を受けたもので、値上げは4月以来、3度目。

料金は既に、2008年下期の世界同時不況以前の水準を回復している。ほかの航空会社も追随値上げする見通しだ。

値上げ幅は、路線、クラスにより異なる。ストレーツ・タイムズの調べによると、エコノミークラスで最大200Sドル(約1万2,500円)、ビジネスクラス、ファーストクラスでは同1,000Sドル(約6万2,700円)の値上げが予想される。

マレーシア航空(MAS)のマーケティング担当者も、多くの航空会社が料金を危機前の水準に戻したことを確認した。

7月にシンガポールに入国した外国人旅客は109万5,000人と、月ベースで初めて100万人を突破した。カジノ総合リゾートの開業が貢献した。

シンガポール全国旅行代理店協会(NATAS)が週末に開催した旅行フェアでの成約は8,500万Sドル(約53億3,000万円)と、2月開催時の6,300万Sドル(約39億5,000万円)を35%上回った。

航空需要の7月の増加率は前年同月比で、全世界平均が9.2%、アジア太平洋地域が10.9%と、域内の増加が顕著だ。

米国でも航空需要が回復している。値上げを目的に航空各社は運航能力の増強を抑制しており、料金は世界同時不況前の水準に近づきつつある。

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