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経済

2011年6月17日

カジノリゾート、モール売却は17年まで不可

カジノ総合リゾート(IR)を運営するマリーナ・ベイ・サンズ(MBS)の親会社、ラスベガス・サンズのマイケル・リーブン社長が最近、リゾート内のショッピングモール「ザ・ショッパーズ」を2~3年後をめどに売却したいと発言したが、2017年3月まで売却できないことが判明した。
モールの床面積は80万平方フィート(7万4,320平方メートル)で、リーブン社長は40億米ドル(約3,226億円)で売却したいと表明していた。
リーブン発言に対しシンガポール政府観光局(STB)のIR部門責任者、キャリー・クイック氏は、カジノ運営独占権が付与されている10年間は、モールを売却できないと指摘した。
MBSがSTBと交わした開発契約では、10年間はリゾート権益の売却、譲渡ができず、10年の経過後も、シンガポール政府の同意を得なければならないと規定している。
MBSの広報担当者は6月15日、リーブン氏発言について「開発契約に盛り込まれた制約を考慮しない、不注意な発言だった」とした。
リゾート建設費用は60億米ドル(約4,839億円)近く。ザ・ショッパーズには300店が入居できるが、現在は100店余りで、開店に至っていない店も多い。リゾートがまだ工事中で、客足は鈍い。

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