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社会

2015年4月22日

鉄道運行システム・線路網検査業者を募集、事故防止で

陸運庁(LTA)は、鉄道運行システムの状態を分析する業者と、線路網など物理的基盤の健全性を検査する業者を募集する入札を開始した。運行の安全性確保が狙いだ。

LTAは2013年に、MRT(地下鉄・高架鉄道)南北線と東西線の保守、東北線とセンカン・ポンゴル間LRT(軽便鉄道)の状態に関する調査を実施しているが、昨年、1時間以上の運行遅延が12件と4年来の多さで発生しており、包括的検査が必要と判断した。

運輸コンサルタントのワイルダームトゥ氏は「外部の業者による評価が必要なことは明白だ。どの程度役に立つアドバイスを得られるかは、運行システム、保守記録をどれだけ外部の業者に開示できるかによる。同時に優れた実績、経験を持つ業者であることが重要」と語った。

英国の鉄道検査機関、レール・インスペクトラトや、香港のMTRのような業者であれば信頼できるという。

昨年起きた5分以上の運行遅延事故のうち73%は車両、信号故障、19%は送電、軌道の問題によるもので、8%は悪天候、線路への人の侵入など外部要因。

問題が多発しているのは南北線のクランジとユー・ティー間で、今年は既に7回、運行の遅れが発生した。

MRTでは、日本、ドイツ、米国、韓国製の車両を使用している。

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