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政治

2015年4月23日

アジアインフラ投資銀行を評価、ジャカルタでリー首相

ジャカルタで開かれたアジア・アフリカ会議60周年記念の首脳会議に出席したリー・シェンロン首相は4月22日、同行記者団との会見で、中国が創設を主導しているアジアインフラ投資銀行(AIIB)について「正しい方向への一歩」と評価した。

首脳会議開幕演説でインドネシアのジョコ大統領は「世界の経済問題が、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)で解決できると考えるのは時代遅れ」とIMF・世銀体制からの脱却を訴えた。

インドネシア、シンガポールは、ドイツ、フランス、インド、英国などとともにAIIBの創設メンバーに名を連ねている。

リー首相は「われわれは相互依存度の高いシステムに存在しており、危機が起こると世界中に伝染する。危機をいくらかでも回避できるシステムをどう見つけるかが課題だが、だれも答えを知らない。確かなのは、現在の制度は時代遅れということだ」と語った。

リー首相は中国が世界第2位の経済国ながら、IMFでの発言権が欧州の中堅国以下の現状を、改革が必要な理由として上げた。

一方、ジンバブエのムガベ大統領は「アジア・アフリカ諸国は、一次産品を輸出し、工業製品を輸入するという役割に甘んじるべきではない」と発言した。

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