シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP経済競争力、今年は3位に後退

経済

2011年5月20日

経済競争力、今年は3位に後退

欧州の有力ビジネススクールIMDがまとめている経済競争力ランキングで、シンガポールは昨年の1位から3位に後退した。1位は米国と香港。
米国は1994年から2009年まで1位を維持し、この間、シンガポールと香港はどちらかが2位か3位という「僅差のレース」(ロスレットIMD世界競争力センター副理事)だった。
IMDは世界59ヵ国・地域を対象に、経済実績、行政効率、ビジネス効率、インフラの4分野について300余りの項目を調べ、得点付けを行った。
シンガポールは経済実績では5位、行政効率とビジネス効率では2位、インフラでは10位との評価だった。
項目ごとの評価では、価格競争力が昨年の47位から54位へ下がった。事業コスト、生活費が上昇していることが理由。生活費の問題は先の総選挙でも争点になった。
豪州のUMRリサーチの最近の調査によると、シンガポール国民522人のうち73%は、生活費に対する政府施策に不満を持っているという。
国内経済の競争力は、昨年の22位から3位に急上昇した。昨年の国内総生産(GDP)増加率が14.5%だったことが反映された。
総合順位で、域内では台湾が6位、マレーシアが16位、中国が19位にランクされた。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP経済競争力、今年は3位に後退