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政治

2011年5月10日

ポトン・パシル選挙区、無効票が結果を左右

総選挙ではポトン・パシル選挙区(1人区)で、当選者の与党・人民行動党(PAP)のシト・イーピン氏と、落選したシンガポール人民党(SPP)のリナ・チャム候補との差がわずか114票(投票数の1.5%)だった。しかも無効とされた票が242票と得票差を上回った。
同選挙区は、リナ・チャム候補の夫のチャム・シートン氏が1984年以来、議席を保持してきた。有権者数は最も少ないが、集計結果が確定したのは最も遅かった。
全選挙区の投票総数は206万票で、無効票は4万4714票(2.2%)。有権者の不注意で無効票になるケースがあるが、与党、野党どちらにも投票したくない場合、故意に無効票にするケースが考えられる。
最も無効票の割合が低かったのは労働者党(WP)が候補を立てた選挙区。WPのヤウ・シンリョン候補が圧勝したホーガン選挙区の無効票はわずか1.1%。
ロー・ティアキアン書記長のチームが勝利したアルジュニード・グループ選挙区の無効票は1.3%。有権者がはっきり態度を決めて投票したことがうかがえる。
最も無効票の割合が高かったのは、改革党、シンガポール民主同盟、シンガポール民主党が候補者を立てた選挙区。PAPを支持したくないが、野党候補にも投票したくない、という有権者の意思を示唆するものと考えられる。

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