シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP金融業に活気、雇用市場に動き

金融

2010年7月16日

金融業に活気、雇用市場に動き

金融業に活気が戻りつつあり、経営者は引き抜きなどで人材確保に乗り出している。このため賃金も上昇しつつある。
 
人材紹介の英ロバート・ウォルターズによると、投資銀行関係者の転職が盛んだ。証券引き受けなど投資銀行業務や、個人向け資産運用サービスの人材に対し、基本給に一定割合を上乗せした額を提示する動きが見られる。彼らは会社の収入、資産を増加させることができる存在だからだ。
 
一方、情報技術、オペレーションなど後方支援業務に携わる人材に対し、転職勧誘の際、提示される上乗せ率は大きくない。
 
海外に本部がある会社は優秀な人材をシンガポールに送り込む傾向を強めている。今やシンガポールが最大の成長市場だからだ。
 
人材あっせん業者AYPアソシエーツ創業者のアニー・ヤップ氏は「シンガポールは金融分野で貴重な機会が提供されるため、外国から人材が集まる。西側諸国の所得税率が上昇していることも、シンガポールへの流入を促す要因だ」と語った。
 
ヤップ氏によれば、顧客と接触する部門の従業員の賃金は年初以来、10~15%増加したという。
 
シンガポールのライバル、香港の資本市場も回復しつつあり、シンガポール同様、資産運用ビジネスが盛んになっている。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP金融業に活気、雇用市場に動き