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経済

2010年7月13日

社外取締役の独立性、再定義求める意見

企業取締役の集まりであるシンガポール取締役協会(SID)は、医療サービス会社パークウエー・ホールディングスの社外取締役の問題に絡み、社外取締役の定義を厳格化する必要があるとの見解を表明した。

パークウエーは委員会設置会社。リチャード・ソー副会長は社外取締役だったが、シンガポール取引所(SGX)がこれに疑問を呈したため、指名委員会が改めて審査を行い、ソー副会長は独立性を欠くため社外取締役と見なされない、と判断した。

ソー副会長は報酬委員会の委員長で、指名委員会の委員でもある。コーポレートガバナンス(企業統治)に関する基準では、報酬委員会、指名委員会の委員長、また両委員会の過半は社外取締役であるのが望ましいとしている。

同基準は最善と見なされる商慣行の指針で、順守は任意。このため違反に対する罰則はない。

SGXが指摘したのは、パークウエーの買収を計画している株主のインド系フォーティスがソー副会長ら3人の取締役と交わした合意書で、株主総会、取締役会での投票行動を指示する権利をフォーティスは保有する、との内容になっている。

SIDは「大株主から独立した存在」との内容を社外取締役の条件に加えることを提案してる。

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