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経済

2010年7月7日

パーム油のウィルマー、豪製糖大手を買収

パーム油大手のマレーシア系ウィルマー・インターナショナルは、オーストラリア最大の製糖業者サクロジェンを17億5,000万豪ドル(1,291億5,000万円)で買収すると発表した。途上国における砂糖需要の増大を背景に一大砂糖ビジネスを構築する。

サクロジェンは建材業者CSRの子会社。中国の光明食品集団が以前から17億5,000万豪ドルで買収を提案していたが、砂糖の値下がりを受け、提示価格を17億豪ドル弱に修正していた。

サクロジェンの3月期決算は、売上高が17億3,700万豪ドル(約1,281億9,000万円)、純利益が7,900万豪ドル(約58億3,000万円)で、ウィルマーの買収価格は純益の22倍。

サクロジェンはクイーンズランド州で7工場を経営しており、砂糖年産量は210万トン。世界2位の粗糖輸出業者で、燃料用バイオエタノール生産と工業用バイオエタノール供給では国内首位。
買収手続きは9月末までに完了の予定。株式取得代金が13億4,700万豪ドル(約994億円)で、残りは引き継ぎ債務。

ウィルマーは企業連合のメンバーとして、インドネシアでサトウキビ農園と圧搾工場の運営に乗り出す計画で、4億米ドル(約351億円)を投資する。

ウィルマーは、砂糖王と称されたマレーシアのロバート・クオック氏が興したクオック・グループ系列。

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