シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP1~3月の民間住宅販売、やや低迷

社会

2011年4月19日

1~3月の民間住宅販売、やや低迷

民間住宅販売戸数が1~3月期はやや低迷した。不動産市況の過熱鎮静化措置が功を奏しているようで、現在の市況は実需を反映していると不動産仲介業者は指摘している。
不動産開発業者が売り出した新築住宅の3月の成約戸数は前月比25%増の1,386戸で、中心街の物件の売れ行きがけん引した。しかし1~3月期の累計成約戸数は3,595戸で、前期を15%、前年同期を18%、それぞれ下回った。
中古の民間住宅取引も低調だった。都市再開発庁(URA)に対する仮登記統計(速報値)によると、1~3月期の取引は前期比24%減の3,186戸。前年同期比では36%減だった。
投機の目安とされる、物件売り出しから入居許可が出るまでの期間の転売は前期比で25.5%減、前年同期比で45%減の550戸にとどまった。
不動産仲介のDTZは「過熱鎮静化措置が奏功しつつある」との見解を示した。しかし政府は国有宅地の放出を加速しており、開発業者が住宅開発を積極的に進めた場合、数年後には供給過剰が発生する可能性もあるという。
昨年1月以来、6月と9月を除き、新築物件成約戸数は1,000戸余りで推移しており、コリアーズ・インターナショナルは、住宅市況の健全さを示すものとコメントした。

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