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経済

2010年7月2日

ゲート不要のERPを導入へ、入札を開始

シンガポール陸運庁(LTA)は、混雑した道路の利用に課金するERP(ノンストップ自動料金収受システム)について、ゲートが不要の方式に移行する計画で、提案募集を開始した。衛星と全地球測位システム(GPS)を利用した課金方式で、実証試験を行う。試験と入札で2年を要する見通しだ。
 
ゲート設置用は1基当たり150万Sドル(約9,500万円)。ゲートを増設し続けるのは実用的でないとの判断から、空から車両を追跡、監視し、課金する方式にする。
 
ゲート方式では料金は一律になるが、衛星方式であれば、混雑度に応じた料金を、それも利用した距離に応じ課すことが可能になる。
 
課金には自動車に車載機器を搭載することが必要になる。運転手がエンジンをかけると、自動的に車載機器に電源が入り、GPSで追跡が始まる仕組み。このためプライバシーの問題にかかわってくるとの懸念もある。
 
LTAは、衛星システムの技術を持つ企業に実地試験への参加を働き掛ける。同様のシステムはドイツで採用されているが、開けた土地の高速道路で利用されており、高層ビルがあるため信号が届かない可能性のあるシンガポールと事情が異なる。
 
LTAは、幹線道路、高速道路のほか、高架橋などあらゆる道路、また気候条件で実験を行う。

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