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社会

2011年3月30日

日本食品需要が急増、買いだめで

日本食品の需要が一時的に急増した。放射能汚染の不安から、福島原子力発電所から放射能が漏れる前に、シンガポールに輸入された商品を買いだめする動きが広がったためで、特にコメ、乳児用粉ミルクは売れ切れ状態だ。
需要が急増したのは3月第3週と4週。ヤマカワスーパーを経営するヤマカワトレーディングによると、通常なら販売に3カ月を要する量の粉ミルクが10日間で売り切れた。
食品・酒卸しのタネセイトレーディングでは、3キロ入り日本産のコメ在庫が通常ならさばくのに6週間かかるところ、2週間でなくなった。日本食品全体でも販売量は同期間中、増加した。しかし放射能漏れ事故以来、日本からもたらされるのは放射能汚染のニュースばかりで、第4週は売り上げも低下している。
日本から輸入した材料を使っている食品業者には顧客から問い合わせが寄せられている。パン製造のデイプラス・フードは西日本から原料を輸入しているため、原発事故の影響はないという。
NTUCフェプライスなどスーパーにおける日本食品の売れ行きに大きな変化はない。
農産物獣医庁(AVA)は現在、果物、野菜、海産物、肉、牛乳、乳製品のみ放射能検査を実施しており、調味料、菓子など加工品は原発事故以前に生産されているとし、検査は行っていない。

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