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社会

2012年6月19日

首都圏のヘイズはやや改善、ペナンは悪化

〈クアラルンプール〉
マレーシア半島西岸各地で悪化していた煙害(ヘイズ)は、首都圏クランバレーでは6月17日のまとまった雨でやや改善しているが、ペナンでは逆に悪化して18日午前11時時点でセベラン・ジャヤ2が全国で唯一大気汚染指数(API)が「不健康」レベルに達した。

環境局(DOE)によると、「不健康」レベルの観測地は15日にはセランゴール州の▽クアラセランゴール▽クラン▽シャアラム――3ヵ所だったが、16日にはさらにセランゴール州バンティン、同ペタリンジャヤ、クアラルンプール(KL)のバトゥ・ムダ、同チェラスに拡大。プトラジャヤとネグリ・センビラン州ニライでも一時「不健康」レベルとなった。

17日は早朝からところによって雨天となったために、「不健康」レベルは午後5時時点で▽クアラセランゴール▽クラン▽シャアラム――3ヵ所に減少した。18日は早朝から「不健康」レベルはゼロとなったが、ペナン州では悪化に転じ、午前11時時点でセベランプライが「不健康」レベルとなった。

APIは、▽0−50が「良好」▽51−100は「中程度」▽101−200は「不健康」▽201−300は「極めて不健康」▽300以上の数値は「危険」レベル――となっている。

煙害による大気汚染の悪化は、乾燥した天候とインドネシア・スマトラ島などでの山林火災の影響とみられている。17日時点でスマトラ島で163ヵ所のホットスポット(火元)が確認されているという。

■首都圏で屋外での焼却を禁止■
環境局は16日、ヘイズ防止のために▽セランゴール州▽KL▽プトラジャヤ――における屋外での焼却・焚き火などを禁止すると発表した。

悪質な違反に対しては、5年以下の禁固、もしくは50万リンギ(約1,220万円)以下の罰金が科される。火葬や宗教儀式、個人的な調理による煙は規制対象外となる。

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