シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP12月の工業生産高、増加率は予想以下の9%

経済

2011年1月28日

12月の工業生産高、増加率は予想以下の9%

シンガポール経済開発庁(EDB)は1月26日、昨年12月の製造業生産高は前年同月比9%の増加だったと発表した。エコノミストの予想(16%)を下回る増加率で、バイオ医学部門(製薬を含む)の生産低迷が響いた。
12月の生産高は前月比では11.8%の減少だった。輸出もエコノミストの期待以下で、12月の国産品輸出(石油輸出・再輸出を除く輸出)は前年同月比9.4%増と、市場予測(11~12%)を下回った。
バイオ医学部門を除いた12月の生産高は前年同月比10.8%の増加で、前月比でも3%の増加になる。バイオ医学は生産の変動が激しく、生産高も大きい。
前年同月比での部門別生産高は、電子が9%増加。うち半導体チップは15.9%増と伸びが鈍化した。
バイオ医学は1.2%の増加で、製薬が3.3%増、医療技術が15.3%の減少だった。化学部門は9.1%増、精密エンジニアリング部門は29%増だった。
輸送エンジニアリング部門は8.1%増で、油田開発用リグ、造船など海洋・オフショアエンジニアリングが4.7%増と、19カ月続いたマイナスからプラスに転じた。
昨年通年の製造業生産高は前年比29.7%増加した。今年は5~6%増への減速が予想されている。

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