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経済

2010年6月15日

ヘイズの微粒子、有害の可能性=米機関

アメリカ心臓協会(AHA)は、ヘイズ(煙霧)に含まれる超微粒子は健康に有害で、心臓病につながる恐れがあるとの情報をホームページに掲載した。AHAは医学系学会で、心血管障害、脳卒中の研究に関する情報発信団体。
 
AHAが問題視しているのは、PM2.5と呼称される、大気中に浮遊する粒子のうち直径が 2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは100万分の1メートル)以下の微小粒子。代表的な微小粒子状物質はディーゼル排気微粒子。

こうした微粒子は焼き畑などインドネシアの山火事が原因のヘイズにも含まれており、7月から9月にかけ飛来する。

AHAによると、PM2.5は人の血液循環に入り込み、害を及ぼす恐れがある。シンガポールでは粒径が大きいPM10を調べ、大気汚染指数(PSI)として毎日公表している。

国家環境庁(NEA)によれば、PM2.5を11カ所で観測しているが、年間の平均値を年次報告でのみ公表している。過去2年間の濃度は1立方メートル当たり16マイクログラム、19マイクログラムで、世界保健機関の基準(10マイクログラム)を上回っているが、ロンドン、ニューヨーク、パリ並みだという。マレーシア、英国、フランスもPM10方式を採用している。

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