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政治

2012年7月24日

原発建設予定地7カ所、政府がすでに選定か 「国民に相談なし」 反核団体が批判

〈クアラルンプール〉
2ヵ所の原子力発電所建設を検討中の連邦政府は、すでに建設候補地7カ所を選定した模様だ。マレーシア反核連盟(MyCan)のロナルド・マッコイ氏は、国民に何の相談もなしに計画を進めていると批判している。

原子力発電の可能性を探るために首相府省が立ち上げたマレーシア原子力発電公社(MNPC)は、ケダ州で1ヵ所、ペラ州、トレンガヌ州、ジョホール州でそれぞれ2ヵ所を建設地として候補に挙げているという。7ヵ所のうち5ヵ所が沿岸部で、2ヵ所が内陸部となる。MNPCは原子力発電インフラ開発計画(NPIDP)の実現可能性調査を行うため米のバーンズ・アンド・ロウを指名したという。

政府は2010年に発電能力1,000メガワット(MW)規模の原子力発電所2ヵ所の建設を検討すると発表。1ヵ所目は2021 年、2ヵ所目は2022 年の稼働を予定していた。昨年、福島第1原子力発電所において重大事故が発生したことにより多くの国が原子力発電所の建設計画を中止しているが、マレーシア政府は密かに建設開発を進めているという。

市民運動の国際組織である第三世界ネットワークのリム・リチン氏も記者会見に同席し、政府は原発建設を進める前に全ての情報を公開し、国民の意見を募るべきだとコメントした。また、建設反対を表明するため100万人分の署名を集め、ナジブ・ラザク首相に提出する予定だと明らかにした。

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