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金融

2015年5月4日

クラウドファンディング、不動産向けプラットフォームも

社会運動、ベンチャー企業への出資、発明品の開発などへの貸し付けが一般的なクラウドファンディングに、不動産プロジェクトが投資対象として浮上している。米国、フランスでも不動産に投資するクラウドファンディングは初期の段階にあるが、シンガポールには既にコーアセッツとドマコム・シンガポールの2つのプラットフォームがあり、3つ目となるファンドプレーシズが5月末に業務を開始する。

形態は、不動産開発業者に対する貸し付け、不動産自体に対する出資が主で、不動産の種類は、土地、開発中のプロジェクト、利益を既に生み出している完成物件など多岐にわたる。開発業者にとっては、迅速に資金を調達できる手段となる。

これらのプラットフォームを利用し投資できるのは、認定を受けた機関投資家や投資可能資産が一定額以上の富裕層で、高リスクのため一般市民は参加できない。

3つのプラットフォームに共通しているのは、開発プロジェクト所在地がすべて豪州という点だ。

豪州では不動産開発業者への代金支払いは、プロジェクト完成後。このため開発費用をすべて、融資や株式資本で賄わなければならない。

一方、シンガポールでは事業着手前の頭金、工事の進展に応じた支払いがあり、クラウドファンディングの必要性は比較的少ない。

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